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続・江戸の話 百二十四


『守貞謾稿』女扮編。今回は、ほぼ図版だけである。
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 左は「元禄ごろの処女の風姿」、右は同「下婢」。処女の風姿には「島田髷 是しめつけ島田と云歟」「当時皆平鬠也 越前より粉紙にて元結を造り出と独言に云是也」とある。しめつけ島田は島田髷の一種であり元禄頃に流行したとされる。下婢も島田髷である。

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 続いて「延宝以後専ら前髪を結ぶ」とあり、図には「玉結び」と題されている。髪を後方に垂らし結ぶのが「玉結び」である。
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 これも「元禄中処女の扮」であると言う。この図には、解説が付されている。

「守貞曰是遊女の扮歟と思に不然坊間の娘なるべし。前図は略なるを以て再出之。
い 〆付島田髷前後無長短中に平元結をかくる
ろ 差櫛白檀の木地に珊瑚の切入れ梅の折枝
は 吹前髪鯨鰭の曲りたる物を納れて髪の不動を要す
に 付け肱手先を以て袖口を上る
ほ 上着玉子色同裡摸様秋草に翠簾 帯天鵡絨の石たヽみ袖下二尺三寸
へ 中瑠璃紺同裡
と 下着碁盤島の裡藤色の表
ち 反し褄衽先きを少し引上て帯に挟む
り 浅葱の金剛
ぬ 白き合せの脚布裾の四所に鉛鎮をつける」

 ただし守貞は、〆付島田髷については、真ん中が凹んでいないので誤りではないかとしている。


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